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デイ紹介

リハビリ

正しい姿勢を再習得しましょう♬

アクティブデイできじま(通所介護)
[掲載日]2022.05.11
少しずつ気温が上がり、心地良い季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回、アクティブできじまのリハビリのご紹介をさせて頂きますが、今回は姿勢訓練です。
姿勢といえば、多種多様の形がありますが、中には悪い形であると以下の事が考えられます。

・物につまずく
・足の挙がりが悪くなる
・足腰が痛くなる
・バランスが取りにくい

以上の状況により、動作がやりにくい事や、転倒しやすい事が考えられます。
このようなことを予防し、より良い生活や趣味などの活動が行えるようリハビリを進めております。



今回、座った状態で良い姿勢を取れるように練習しているご利用者様のご紹介を致します。
早速ですが、皆さん2つの写真を見て、どちらの写真が良い姿勢で座っていると思いますか。

(左)  (右)

答えは、右の写真です。
良い姿勢のポイントとして、殿部、大腿部、足底の3箇所に体重がかかっていることです。
良い姿勢を取れる事で、座位姿勢が安定し、また立ち上がり動作がしやすくなるという利点があります。

左の写真は体が後ろに傾いているので、背中やお尻(特に尾てい骨辺り)に体重が多くかかりますが、
足底と大腿部にはあまりかからない状況となってしまいます。
その為、姿勢が安定しない事や、背中(特に腰部)に負担がかかる事、立ち上がり動作がしにくいと言った欠点が考えられます。

実際、リハビリの場面において、左の写真のように座っている方が多く見られている現状があります。
座位のみならず、臥位や立位などでも良い姿勢が取れることで、足腰の負担が減って痛みが軽減することや、
足が挙がりやすくなる効果があり、実際ご利用者様より痛みが軽減したとか、歩きやすくなったとのお話が聞かれております。

筋力やバランス能力も含めて、良い姿勢を取れることも重要であると思いますので、引き続き練習を進めていきたいと思います。

最後に、このコラムをご覧になられた方も自分の姿勢は良い姿勢を取れているか確認していただけると幸いです。
アクティブデイできじま(通所介護)/理学療法士 土手下
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