アクティブデイできじまのリハビリ風景

今回は、アクティブデイできじまで行っているリハビリの様子をいくつかご紹介します。
ご利用者様それぞれの状態に合わせて、理学療法士と作業療法士が運動メニューを作成しています。

●箸操作練習
食事中、食べ物を口に運ぶ前に落としてしまうことはありませんか？
特に小豆など小さいものを箸でつまみ、運ぶことは難しいですね。
箸操作は手と口の協調性や巧緻動作、ピンチ力などが必要となります。
箸先がクロスしてしまわないように補助具を使用したり、形状や大きさの異なるものを使用したりしながら、段階づけて練習しています。
また、肩の力が入りすぎたり肘が上がりすぎてしまったりすると、手指の操作性も低下してしまうので、姿勢も意識しながら進めています。




●手指機能練習
衣類のボタンの留め外しや、財布からお金を出す際など細かな手指の動きが困難となっている方に対して、
巧緻動作の向上やピンチ力強化を目的に行っています。
特に手の痺れなど感覚障害のある方には、視覚的に物品や手指の動きを確認してもらいながら進めています。




●アクティビティ
巧緻動作練習と認知機能の維持を目的に折り紙を行っています。
ご利用者様同士で手順を教え合うなど交流も楽しみながら、作品作りに取り組まれています。




まだまだ寒い冬が続きますが、運動をしながら健康に過ごしていきましょう。