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リハビリ

今年の「肩こり」は今年の内に

アクティブデイなかやま(デイサービス)
[掲載日]2020.12.09
寒い日が続き、体を動かす事が少なくなってしまう事や、
年末年始の準備や後片付けで疲れが溜まってしまう事も多かったかと思います。

特に、腕や肩あたりの疲れにより、「肩こり」になってしまう方も少なくないかと思われます。
今回は「肩こり」を解消するための、ストレッチをお伝えしたいと思います。

今回は、「タオル」を使用し、ストレッチを行って行きます。

「タオル」でのストレッチの効果について説明します。
肩こりに関係する筋肉(首・背中・肩・胸)は普段動かしているようで、動かしきれていないです。

ストレッチを行う事で筋肉の緊張を取り、可動域を広げることができます。
ストレッチの効果としては、柔軟性を高めて血流を高めることができます。
筋肉がポンプの役割を果たし、全身に循環させることが可能です。

また、全身のストレッチを行えば、筋肉の緊張が取れリラックス効果も高まります。
そのほかにも姿勢を改善することも可能となりますので、猫背や歪みに悩まれている方も効果的です。

「タオル」でのストレッチを行うメリットは、
①無理なく行える
タオルをピンと張った状態でストレッチをおこなうので、引っ張り合う力を使って無理なく動かせるので、
可動域も広げやすくストレッチの効果をアップし、運動効果や安定性が身につきます。

②姿勢がキープしやすい
ストレッチをやる際に、姿勢をキープするのが大変だと思うこともあるのではないでしょうか?
タオルを使用することで同じ動きをした場合、姿勢を維持しやすくなり、無理なくストレッチをすることができます。

では、やってみましょう!

広背筋のストレッチのやり方

○タオルを持ち、両腕を上に伸ばしていきます。
○両肘を体の横に近づけるように、背中にタオル持っていきます。
○肩甲骨を背骨に寄せるようにしていくと、しっかり伸びます。
○寄せたところで、10秒キープしていきましょう。
○スタートした位置に戻し、この動きを5往復繰り返していきましょう。




広背筋のストレッチのやり方②

○背筋を伸ばして、足は肩幅くらいに広げて立ちます。
○両手にタオルを持ち、腕を遠くに伸ばすように身体を横に倒していきます。
○しっかり伸びたら、20〜30秒キープしましょう。
○反対側も同じように行います。




背中のストレッチのやり方

○背筋を伸ばして、足は肩幅くらいに広げて立ちます。
○両手にタオルを持ち、腕を遠くに伸ばすように身体を斜め前に倒していきます。
○しっかり伸びたら、20〜30秒キープしましょう。
○反対側も同じように行います。




上腕三頭筋のストレッチのやり方

○両手で広めにタオルを持ち、真上に挙げていきます。
○片方の手をお尻につけるようにし、もう片方の手はそのまま上に挙げた状態にします。
○5秒~10秒くらいキープし、一度もとに戻していきましょう。
○反対側も同じようにお尻をタッチしていきます。
○この動きを10往復していきましょう。



胸のストレッチのやり方

○肩幅より広めにタオルを持ちます。
○両手と肩を後ろに引っ張られるように、傾けていきましょう。
○この時にできる限り肩が上がらないようにしてください。
○その状態のまま20秒~30秒キープしていきましょう。




首のストレッチのやり方

○タオルの両端を持ち、タオルの中心部分を頭の後ろに引っ掛けます。
○そのままゆっくりと前に倒していきましょう。
○今度はタオルをゆっくりと左側に引っ張り、右の首の横を伸ばしていきます。
○一度真ん中に戻して同じように、ゆっくりと右側に引っ張り左の首の横を伸ばします。
○一つの動きに対し、20秒~30秒キープしていきましょう。



以上となります。どうでしたでしょうか。
アクティブデイなかやま(デイサービス)/理学療法士 田中
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