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リハビリ

尾山愛広苑の新しい取り組み

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2018.4.11
厳しい冬の寒さも過ぎて、春の心地よさを感じられる季節になりました。
屋内で過ごしがちだった方も、花見や日向ぼっこをきっかけに外に出掛けてみてはいかがでしょうか。

さて、尾山愛広苑では新しい取り組みとして『お楽しみ週間』を企画しています。
これは作品作りや調理など複数の企画の中からご利用者様が選択して楽しんで頂く行事です。
その中の一つとして『尾山塾』が始まりました。

姿勢や認知症などのテーマに関する講義を受けて席を囲む皆さんで意見を交換し合うことで、
これからも健康に過ごすためにはどうすれば良いのかを考えて頂くのがこの塾の目的です。


(写真は講義の様子と意見交換の場面です)

この塾の大事な点は『自分で考える』ことです。

ただ言われるがまま運動(リハビリ)を行うのではなく、
一旦立ち止まって現状で自分に何が出来るのかをもう一度見つめ直すことで、
今の生活の中で続けていて良かった点や改善すべき点が見えてくると思います。

そして一人で考えるのではなく皆さんで席を囲んで話し合うことで、
思いがけない新たな発見があるかもしれません。

実際に参加された方からは、
『ためになることがいっぱいあった』『こういうのもいいかもね』と好評を博しております。
さらに後日生活改善するために講義の内容について質問を受けるなど、
リハビリスタッフとしては嬉しい限りの反応を頂きました。


(写真は椅子座位の姿勢を写真に収めている場面と自分考えを紙にまとめている場面です。)

今後のリハビリの在り方として、自分で必要な能力や役割を考えて、
それを獲得するための運動をリハビリ職員と一緒に考えていくことが大事になります。

季節も変わり新年度の始まりに、改めて自分自身の現在の姿とこれからについて
スタッフと一緒に考えてみるのはどうでしょうか。
尾山愛広苑 通所リハビリテーション/理学療法士 北上 直樹
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