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デイ紹介

リハビリ

デイサービスセンターじゅんさい池のリハビリについて

デイサービスセンターじゅんさい池
[掲載日]2017.11.08
「リハビリ」と聞くと筋力訓練や歩行訓練などの機能訓練を思い浮かべる方も多いかと思います。
もちろんそれらも大切なリハビリで、当施設でも午前中は作業療法士が体力維持のために、
小集団で棒体操・立位・歩行訓練を実施しており、この時間を楽しみに来られるご利用者もいらっしゃいます。

しかしもちろんそれだけがリハビリなのではなく、
趣味活動や家事活動、日常生活動作のすべてがリハビリに繋がっています。
そのことを意識して、当施設では様々な活動提供や日常生活動作の介助時の声掛けの工夫を行っています。

当施設での午前中の過ごし方は、
貼り絵、塗り絵、縫い物、脳トレプリント、新聞やチラシ・雑誌読み、自主トレ、お喋り・・・など、
個々の好みや能力に応じた作業活動を提供し、『何もしない』としている時間を作らないように関わっています。



そして、午後からは皆さんで体操やゲームをしたり、趣味活動をして楽しんでいます。
ドライブでは花を見ながらたくさん歩き、知らないうちに、楽しく長い歩行量が確保できています。





また当施設では、家事作業も大切なリハビリとしています。
コップ洗いや洗濯干し、テーブル拭きは無意識のうちに立位・歩行訓練となり、
コップ拭きやたたみものは上肢・手指機能訓練となっています。

体操には「足が痛くてだめだ・・」と拒否がある方でも、認知機能の低下が重度なご利用者でも、
慣れた家事活動なら開始時の声掛けだけで作業を行えます。



このように、こちらとしては意図的に、利用者様には無意識にリハビリを提供しております。

まだ、開設して1年半の施設ですが、徐々にご利用者数も増えてきており、
連日平均20名ほどになってきています。
今後は、『じゅんさい池に行くのが楽しみ!』と多くの方に思っていただけるように、
クラブ活動などを増やしていき、参加したい活動を本人に選んでもらうような主体性を
引き出す取組みを進めていければと思っています。
デイサービスセンターじゅんさい池/作業療法士 大原 綾子
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