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健康コラム

リハビリ

この冬に「歩行の認知機能」を養おう!

デイサービスセンター東中野山
[掲載日]2023.01.04

冬も本番となり、寒い日が続いていますね。
外出することも難しく、運動不足を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

みなさん、「歩行の認知機能」をご存じですか?
「リハビリで歩く練習をしているときは転ばないのに、家だと転んでしまう…」
「外でふとよそ見をした時にふらついてしまう…」
そんな方は「歩行の認知機能」が低下している可能性があります。

歩いている時に、人はいろいろと考えながら動いています。
頭と体を同時に使っているイメージです。



2つの事柄を同時に行う事を「2重課題」と言います。
2重課題が難しい方は転倒のリスクが高いという報告もあります。

今回は、家で体を動かしながら2重課題を鍛えるトレーニングを紹介致します。

◆ 歩きながら、課題にチャレンジ!

まずは課題を決めます。
(例)野菜の名前、『あ』のつく物、黄色い物 などなど

足踏みをしながら、決めた課題に挑戦しましょう。声を出しながら行って下さい。

◆ サイドステップをしながら、手を交互に前に出してみよう!

 

 

足と手の2つを動かす練習になります。
サイドステップが大変な方は、椅子に座って足踏みでも構いません。

 

他にも、足踏みをしながら3の倍数で手を叩く、など色々な方法があります。

 

大切なことは回数ではなく、「毎日継続すること」です。
暖かくなってから、外に出られた時に楽しくお散歩ができるように、ぜひこの冬に挑戦してみて下さいね。

デイサービスセンター東中野山 / 理学療法士 竹中
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