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健康コラム

リハビリ

疲れている時こそ軽い運動を!家にある物でストレス解消・疲労回復

アクティブデイしばた緑町
[掲載日]2022.05.06

皆さん、ゴールデンウイークは何をして過ごしましたか?
毎日の家事や仕事で溜まった疲れを癒すために、しっかりと休養をとった方もいらっしゃるかと思います。
疲れを癒すために休養・安静・睡眠はとても大切なことですが、
実は疲労回復のための方法には安静にするのとは反対に軽い運動にも効果があります。

これを「アクティブレスト」といいます。
アクティブレストとは日本語では積極的休養という意味で、
疲労時にあえて軽い運動をして血流を改善し疲労物質を排出しようという考えです。

アクティブレストを取り入れることで、
 ● 血流改善による疲労物質の排出
 ● 継続的な運動による代謝促進
 ● イライラやストレスの解消

といった効果を得られます。

しかし、疲れているのに運動なんて、、、家で運動するなんて乗り気にならない、と思う方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ジムに通ったり新しく運動器具を購入しなくても、家にあるものを使ってできる簡単なストレッチを紹介します。

胸郭のストレッチ(立位)

胸郭を広げることで猫背・円背対策、肩こり・腰痛の軽減、呼吸筋のストレッチにつながります。
【用意するもの】 壁
① 壁から少し離れて両手をつきます。
② そのまま両手を上にのばしていきます。
③ 可能な方はその状態から胸を壁につけてさらに胸郭のストレッチをします。
  腰を反り直ぎないように注意しながらその状態を20秒×2回おこないましょう。

胸郭のストレッチ(臥位)

胸郭を広げることで猫背・円背対策、肩こり・腰痛の軽減、呼吸筋のストレッチにつながります。
【用意するもの】 タオルケットorバスタオル
① タオルケットを丸めます。バスタオルの場合は2枚重ねて丸めます。自分の頭からお尻までの長さが適切です。
② タオルを背骨にあたるように体の下に置いて寝ます。この時、必ず膝を曲げましょう。
  膝を伸ばすことで腰が反ってしまい、余計に腰を痛めてしまします。
③ 両手を広げて、体を横に揺らしてタオルをコロコロと動かします。1~2分その状態でいます。
※伸びが足りないなと思う方はタオルケットやバスタオルの枚数を増やし、太くしてやってみてください。

ふくらはぎのストレッチ

足首の柔軟性の向上、ふくらはぎの血行を促進して浮腫みを防止します。
【用意するもの】 厚めの雑誌(ない方は薄めの雑誌や新聞をまとめてみてください)
① 膝を伸ばした状態でつま先のみを台にあげます。
② この時、すねが後ろに倒れた状態や腰が後ろに引いた状態にならないようにまっすぐ立ちます。
  40秒この状態をキープします。
③ つま先の位置を前後に変えたり、台の高さを調節することで、
  痛気持ちいいくらいの感覚でストレッチされるように調整してみてください。

ストレッチをする際は息を止めずに、ゆっくりと呼吸をしながらおこないましょう。
疲れても運動ができた時は、がんばった自分を褒めたたえてあげましょう(^^)
アクティブデイしばた緑町 / 理学療法士 鈴木
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