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健康コラム

リハビリ

寒い冬でも元気!ながら体操で要介護予防!

新井愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2021.02.10
今年は大雪に加え、コロナウイルスの影響でなかなか外出できない方も多いのではないでしょうか。
最近疲れやすくなったり、やる気がでなかったりということも・・・。

『フレイル』という言葉をご存じですか?
フレイルとは『健康と要介護状態の間で弱っている状態』のことです。
体が弱っているだけでなく、頭の働きや気力の低下、外出の機会が減り閉じこもりがちに
なることなどもフレイルであると言われています。

では、一度弱ってしまった体や心は元に戻らないのでしょうか・・・?
フレイルは早めに気付いて対処することで、以前のような元気な状態に戻ることができます。
そこで今回は、冬の間に自宅で気軽に行える『ながら体操』や生活の工夫をご紹介します!

◆ながら体操のススメ◆
普段の生活の中で、“○○しながら”できる体操をご紹介します。

●こたつでぬくぬく、温まりながら・・・
足の指をグーパー動かしてみましょう。(筋力強化・転倒の予防)




●テレビを見ながら、コマーシャルの時に・・・
椅子の背もたれに寄りかからないように意識してみましょう。(体幹の強化)



椅子に腰かけたまま、膝の曲げ伸ばしや腿上げ(足ふみ)をしてみましょう。(筋力強化)




●レンジで食事を温めながら・・・
流しや椅子につかまり、かかとを上げ下げしてみましょう。(筋力強化・転倒の予防)



◆その他の生活のひと工夫◆

他にも、こんなひと工夫はいかがでしょうか?

●声を出しましょう
人に会う機会が減ると、話す機会も減ってしまいがちです。
お口を動かさないとお口周りの筋力が弱ってしまい、噛む力が弱くなったり大きな声が出せなくなったりします。
普段会えない人と電話でおしゃべりしてみてはいかがでしょうか?
また、新聞記事や本の音読もおすすめです。

●手指を動かしましょう
指先を動かすことは、手先の細かい動きを良くするだけではなく脳の活性化にもつながります。
洗濯物をたたんだり、日記を書いてみたり、チラシでクズ入れを折ってみたりするのがおすすめです。
このように、生活の中のちょっとした工夫が要介護予防につながっています。
寒い日が続いていますが、元気な体と心を目指して、生活の中に取り入れてみて下さい♪
新井愛広苑 通所リハビリテーション/理学療法士:森本・井出、作業療法士:遠藤
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