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食欲の秋を楽しもう!

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2020.11.04
暑い夏がすぎ、秋も深まって肌寒い時期になりました。
読書の秋、スポーツの秋、秋を表す言葉はいくつかありますが、食欲の秋という言葉がある通り、秋は実りの秋、味覚の秋です。
この時期に旬の食材をご紹介したいと思います。


〇 秋刀魚

旬の脂がのった秋刀魚にはIPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
ビタミンAやビタミンB12も豊富ですが、多くは内臓に含まれています。
    
旬  :9~11月
選び方:目が澄んでいて、背中の部分が青く黒く光り、全体が締まってハリのあるもの


〇 鮭

ピンク色の身が特徴的な鮭は、身は白身魚。
あの色は鮭が餌として食べたエビの色素であるアスタキサンチンによるもの。
アスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を抑えて老化を防止する働きがあります。
    

旬  :9~11月
選び方:皮が銀色に光っており、身が赤くて締まっているもの


〇 かぼちゃ

「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるほどβカロテンやビタミンCを豊富に含むかぼちゃ。
ビタミンE含有量も野菜の中ではトップクラスで抗酸化力のかたまりです。
でんぷんが多いので、エネルギー量も多め。

旬  :9~12月
選び方:皮がかたくてずっしりと重たいもの。表面の色が濃く、凸凹があり、つやのあるもの。


〇 さつまいも

不溶性・水溶性両方の食物繊維を多く含み、腸内環境を整える働きがあります。
生のさつまいもを切ったときに出る白い液体はヤラピンという樹脂の一種で、腸の働きをよくする効果も。
ビタミンCやE、カリウムも豊富な食品です。
さつまいもを料理するとき、皮をむいていませんか?
皮の紫色はポリフェノールのアントシアニン。抗酸化作用がありますので皮ごと食べるのもおすすめです。

旬  :9~11月
選び方:皮が滑らかで色が鮮やかなもの。ひげ根が生えていないもの。


季節感のある食材を取り入れて食欲の秋を楽しみましょう!
尾山愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 増子
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