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自宅で出来る“ボール”を使用した体操
関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2020.10.07
今回は、自宅で出来る簡単な体操をご紹介します。[掲載日]2020.10.07
10月に入り肌寒い季節となってきました。
これからどんどん気温が下がり、外出する機会も減り家にこもってしまう事が増えてくると思います。
そんな中で家でも出来る体操を皆さんに紹介し、冬季などの運動不足解消に繋げて頂きたいと思います。
関川愛広苑では、様々な道具を使用した体操を行っています。(例:ボール、セラバンド、重錘など)
自宅で出来る体操には様々なものがありますが、その中でも今回は「ボール」を使った下肢(あし)の体操をご紹介いたします。
関川愛広苑のご利用者様が実際にやっているものです。ボール1つあれば、1人でも家族とでも簡単に体操が出来ます。
ボールを使った体操の利点としては…
Ⅰ.道具が安価で手に入る
Ⅱ.けがをする心配が少ない
Ⅲ.やり方が簡単で覚えやすい
Ⅳ.筋力や柔軟性のupが期待できる
誰でも簡単にお手軽にできるので、やったことが無い方、興味のある方も是非試してみてください。
① ふくらはぎのストレッチ
【方法】 ボールが抜けないように、ももの間に挟み引っ張る。 ももの内側、お腹に力を入れます。 可能ならお尻を閉めるようにも力を入れます。 自分で引っ張るか、ご家族様などに引っ張ってもらう。 【回数】10秒×5回 【注意点】 足を固定し動かないように。 呼吸を止めない様に数を数えながら行う。 【効果】尿失禁予防や姿勢の保持に役立ちます |
② ボールを挟んでもも上げ
【方法】ボールをももの間に抜けないように挟み、両方のももを同時に上げる。 【回数】10秒×5回か10回上げ下ろし×2セット 【注意点】 座ったまま行うので後方に倒れないように注意。 背もたれのある椅子を使用しても良いです。 呼吸を止めない様に数を数えながら行う。 【効果】ももの付け根や腹筋に力が付き、安定した歩行が出きるようになる。 |
③ ボールを挟んで膝伸ばし
【方法】 ボールを足首の間に抜けないように挟み、両膝を伸ばす。 【回数】10秒×5回か10回上げ下ろし×2セット 【注意点】 座ったまま行うので後方に倒れないように注意。 背もたれのある椅子を使用しても良いです。 呼吸を止めない様に数を数えながら行う。 【効果】ももの前面や腹筋などに力が付き、起立や着座動作の負担軽減 |
※ボールが手に入らない方はクッションなど代わりに挟んでやってみてください。
また、自分の体調と相談し回数などの調整もして下さい。
ボールを使った体操は他にもたくさんありますので、興味を持たれた方は調べてみてください。
関川愛広苑 通所リハビリテーション / 理学療法士 唐橋
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