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健康コラム

リハビリ

活動量をチェックして生活不活発病に気をつけましょう

デイケアセンターきざき
[掲載日]2020.07.01
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ油断できない状況ですね。
そんな中、皆さんどうお過ごしでしょうか?
以前に比べ、家の中に居ることが増えた方もいらっしゃると思います。
動くことが少なくなると「生活不活発病」になる可能性があります。

今回は、「生活不活発病」についてお話しさせていただこうと思います。

〇生活不活発病とは
動かない事が続き、身体や頭の動きが低下してしまうことをいいます。
外出等を控えすぎて「生活不活発」による健康への影響が危惧されます。

〇活動量をチェックしてみましょう!
※健康づくりのための身体活動の目安となる「METs(メッツ)」で、
ご自身の活動量をチェックしてみましょう。



・METs(メッツ)とは身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかを表す単位で、
 座って安静にしている状態が1METsとなります。
・65歳以上の方の身体活動の目安は、身体活動の強さは問わず、毎日40分の身体活動を行なうことです。
・十分な体力のある高齢者は、3METs以上の身体活動を行なうことが望ましいとされています。
・身体活動量の増加で、糖尿病、循環器疾患、がんや認知症のリスクが低減できます。
♢ 自宅でも仕事や役割をもちましょう!
家庭内で担う仕事や役割を増やすことで生活機能維持になります。

・食事の支度 ・庭木の手入れ ・窓ふき;
・雑巾がけ ・ゴミ捨て ・洗濯
・掃除機がけ ・漬物づくり ・お孫さんの世話
・お風呂掃除 ・草むしり ・親族の介護
・トイレ掃除 ・ペットのお世話       等

自宅でもできることはたくさんあります。
身の回りや、生活の中でも運動と同様の活動量があります。

皆さんの生活を見直すきっかけとなれば幸いです。
デイケアセンターきざき / 作業療法士 捧
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