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食べ易い食事の工夫について
豊浦愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2020.03.04
加齢や疾患等により噛む力・舌の動き・喉の筋肉・唾液分泌量などが低下することにより、[掲載日]2020.03.04
食べ物を噛むことや、飲み込むことが難しくなってきます。
それにより窒息の危険や、また食べ物や自分の唾液などが誤って食道ではなく、
気管に入ってしまう誤嚥により、肺炎につながる危険もあるので注意が必要です。
噛む・飲み込む力が低下した方にとって、食べ難い食品には以下のような物があります。
○ 硬い物
ごぼう、たけのこ、ナッツ類など○ ぱさつく物
パンや芋類など○ 口の中でばらけ易い物
かまぼこや肉のそぼろ、焼き魚など○ べたつく物・口の中で貼り付く物
餅や、のり・ワカメなど○ さらさらする物
水、みそ汁、ジュースなどの液体< 噛む・飲み込む力が低下した方に食事で工夫できるポイント >
1)軟らかく調理する野菜などよく茹でる、じっくり蒸す・煮るなど軟らかく調理することで食べ易くなります。
2)水分を含ませる
パンは牛乳やスープなどに浸して食べる、芋類は煮物にするなど、水分を含ませることで食べ易くなります。
3)繊維を断ち切る
野菜や肉などの繊維を断ち切るように切ることで食材が軟らかくなります。
4)まとまりをよくする
ひき肉はつなぎを使ってハンバーグ状にする、マヨネーズで和える、ゼラチンなどで固めるなどで
まとまりが良くなり、食べ易くなります。また、片栗粉などであんかけにする方法もあります。
5)トロミをつける
水やお茶、ジュースなどの液体には市販のトロミ剤を使用しトロミを付けることで、
喉の奥に落ちるスピードが緩やかになり、むせを予防することができます。
以上のような方法があり、調理や食事の際に少し工夫することにより食べ易くなりますので
ぜひ試してみて下さい。
豊浦愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 小林 由紀
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