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健康コラム

リハビリ

暑さに負けない体づくり

アクティブデイはすがた(デイサービス)
[掲載日]2018.7.4
梅雨が明ける頃の蒸し暑く、急に気温が上がる7~8月には、体がまだ暑さに慣れていない状態のため
熱中症が起こりやすいと言われています。

【熱中症とは】
 高い気温や湿度が原因で起こる様々な症状のことです。
 軽度では、めまいや立ちくらみ、顔のほてりなど。
 中等度では、吐き気、頭痛、嘔吐、倦怠感など。
 重度では、意識障害、体のけいれんなどがみられます。

人間の体温は、汗をかくことで体内の熱を外へ逃がし、体温を調節します。
日ごろから汗をかく習慣をつけると、梅雨が明ける頃の急な暑さにも体が慣れやすくなり、
熱中症にもかかりにくくなると言われています。

そのため、梅雨が明ける前のちょうど今の時期から、暑さに備えた体づくりをしましょう。

一般的には、ウォーキングなどが勧められていますが、今回は室内でおこなえる、
ウォーキングと似たような運動をご紹介します。

まず、運動をおこなう上での注意点です。
・涼しい場所でおこないましょう。
・運動の最中も、こまめに水分補給しましょう。
・体調に合わせて、無理せず、少しずつおこないましょう。

<腰かけた姿勢で、足ふみ運動>
①  安定した椅子に腰かけて、背筋をのばし、足ふみするようにももを高くあげます。
   足ふみに合わせて、元気よく腕もふりましょう。
   [運動の目安 1分×1日1~2セット]

  


②  片足ずつ、外側へふみ出します。
   右足、左足、交互に外側へふみ出します。
   バランスをくずさないよう、椅子につかまりましょう。
   [運動の目安 1分×1日1~2セット]

  


③  片足ずつ、前方へふみ出します。
   右足、左足、交互に前方へふみ出します。
   足をふみ出すときに、両手も開いて前へ出してみましょう。
   [運動の目安 1分×1日1~2セット]

  


じんわりと体が熱くなるのが感じられると思います。
運動する時は、涼しい環境、水分補給をお忘れなく!
アクティブデイはすがた(デイサービス) / 理学療法士 平松 有美
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