愛広会のデイ日和 HOME > 健康コラム > [リハビリ] 廃用予防~下肢の筋力低下を予防する体操~

健康コラム

リハビリ

廃用予防~下肢の筋力低下を予防する体操~

アクティブデイしばた緑町(デイサービス)
[掲載日]2017.07.05
下肢の筋力低下は、歩く動作が変化します。
筋力低下が進むと膝を持ち上げることが難しくなります。

また前傾姿勢となり姿勢が悪くなると、歩幅が狭くすり足で歩くようになり
段差等でつまずきやすく転倒の危険性が増えていきます。

筋力が低下すると活動性が減り、健康状態も悪化していきます。
日常生活の中に体を動かすことや筋力トレーニングを取り入れることにより
体力・筋力維持に繋げることができます。
1.踵を上げる運動

立位姿勢で椅子などにつかまり踵の上げ下げを行います。

2.下肢の屈伸運動(膝関節の屈伸)

立位姿勢で椅子などにつかまり、膝関節の屈伸を繰り返します。
膝関節は深く曲がらないように注意します。
3.下肢を上げる運動(膝関節を伸ばす)

椅子に座り、膝関節を伸ばしたり曲げたりを繰り返します。
4.ボールを膝のうらで踏む運動

ボールを膝のうらで踏む運動は、膝関節を伸ばすことでボールを踏むことができます。
この運動は膝関節に疼痛がある方が行う運動であり、関節運動が少なく痛みを出さずに行えます。
ただし、高血圧症の方は禁忌となるため行わないようにしましょう。

注意していただきたいこと
・関節等に痛みがある時は中止してください。
・疲労、痛みを起こさない程度の少ない回数から行ってください。
アクティブデイしばた緑町(デイサービス) / 理学療法士 目黒 則行
戻る
ページのトップへ