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ノロウイルスから身を守ろう
関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2016.12.07
秋口に入るとともに、少しずつ感染が広がるノロウイルス。[掲載日]2016.12.07
流行のピークは12月~1月頃に迎えるとされています。
ノロウイルスといえば、激しい腹痛に下痢、嘔吐。 一度かかった人は、二度とかかりたくないと思うでしょう。
ノロウイルスは食中毒や人からの感染により発症!
食べ物による感染で特に注意すべきなのは牡蠣、ほたて、あさりといった二枚貝。下処理や加熱が不十分なまま、ノロウイルスに汚染されたものを食べたことで感染してしまいます。人からの感染には「接触感染」と「飛沫感染」があります。接触感染とは、ノロウイルス感染者の便や嘔吐物の処理時に手に付着したウイルスが体内に入ってしまう感染。飛沫感染は、感染者の便や嘔吐物の飛沫(小さな粒子)に含まれたウイルスを吸入することでの感染。
献立に変化を取り入れて、季節感のある食事にするためにも、安くておいしい旬の食材を上手に利用していきたいものですね。
ノロウイルス予防の3本柱は手洗い・消毒・加熱
1. 手洗いは2度洗いが基本!帰宅時だけでははく、調理や食事前、トイレの後など、細目に手洗いすることが大切。
また、ノロウイルスはウイルスの中でも特に小さく、除去することが難しいため、2度洗いが基本。腕時計や指輪などのアクセサリーを外し、指の間や手首までしっかり洗ってください。感染者の看病の前後も手洗いを忘れずに。
便や嘔吐物の処理を行う際は、使い捨て手袋を着用しましょう。手袋着用前後も、手洗いを忘れずに。
2. 次亜塩素酸ナトリウムで消毒しよう!
一般的なウイルス除去に用いられるアルコールや逆性石鹸は、ノロウイルスでは効果が期待できません。ノロウイルスに効果がある消毒液は次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤。嘔吐物は半径2mにわたり飛び散るとされています。
処理を行う際は、床だけではなく周囲の壁やドアノブ、ペーパーホルダーなども念入りに消毒を行ってください。
3. 加熱でウイルスを弱らせよう!
ウイルスは熱に弱く、ノロウイルスにも加熱は有効です。
食中毒の恐れがある二枚貝の場合は85℃以上で90秒以上加熱しましょう。
調理器具にも加熱は有効。金属製の調理器具は、消毒液を使用すると劣化する可能性があるので、ぜひ煮沸消毒でウイルスを除去してください。
関川愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 宮村 愛
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