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健康コラム

リハビリ

誤嚥性予防~座位での食事姿勢~

デイケアセンターきざき
[掲載日]2016.11.2
みなさんは「誤嚥性肺炎」という言葉はご存知でしょうか?
食べ物や飲み物を飲み込む動作が上手く行えず、食べ物や胃液などが誤って気管や気管支内に入ることを
「誤嚥」と言います。

誤嚥を起こす原因の一つとして食事の姿勢があります。
これから座位での食事姿勢について良くない姿勢と良い姿勢の例を紹介します。


良くない姿勢で食事をすると、首の筋肉が張ってしまって、食べ物が飲み込みづらくなります。
食事を皿から口元に運ぶ動作もしづらくなり、食べこぼしが増えます。

足をきちんと床に着けると、2つの良い効果があります。
一つ目は下肢に刺激が入り、覚醒が促されます。
2つ目は床に足が着くと、浮いている時に比べ、食べ物がしっかりと噛めます。


足が浮いてしまう場合の改善方法として、
座面が低い椅子への変更又は足の設置面を高くする(足台を使用)などの調整をしましょう。
デイケアセンターきざき / 作業療法士 下村 里香子
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