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健康コラム

リハビリ

移動にかかわる体操

関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2014.08.06
暑さ厳しい毎日ですが、いかがお過ごしですか?
夏の間は、熱中症の心配もあり屋外を歩くのを控えている方も多いでしょう。
涼しい時間帯を選んで歩くなどの工夫が必要となりますが、それも難しい場合は、歩く動作にかかわる筋肉を
鍛える運動に、屋外で取り組んでみてはいかがでしょう?

椅子に座って行いますが、転落しないよう、足の裏がしっかりと床につく安定した椅子を使用してください。

 ●移動には、移動する目的、下肢の筋力、バランス能力などが必要になります。
  これらの動きを意識しながら、体操に取り組んでみてください。

   ①胸そらし運動    ②もも上げ運動    ③スローモーション足踏み
腕を体の横に下ろし、数をかぞえながら、1・2・3・4で胸を反らし、5・6・7・8で戻します。   片足ずつもも上げを行います。反対側の手で上げたももにタッチします。
1・2で右足のももを上げます。(反対側の手でタッチ) →3・4で戻す。
1・2で左足のももを上げます。(反対側の手でタッチ) →3・4で戻す。
  椅子に浅く腰掛け、スローモーションで足踏みを行います。1・2で右足、3・4で左足を交互に上げ、8かぞえる間に4回足踏みをします。

   ④足の力比べ    ⑤両足開き    ⑥体幹ねじり腕そらし
左右の足先を交差させ、外側と内側へ力を入れて力比べをします。息を止めないように、声を出して数をかぞえると良いでしょう。
左右の足先を交差させて、力を入れて4かぞえる間、力比べをします。
  両手を太ももの横に添えます。両足は開く方向へ、両手は閉じる方向へ4かぞえる間、力を入れて押さえます。   体をねじり、ねじった方向の腰あたりに両手をあてます。8かぞえながら反対側の斜め上に両手を上げます。

運動をすることで、適度な疲労により、寝苦しい夜も眠れるようになるのではないでしょうか。
運動後の水分摂取もお忘れなく!
生活のリズムを整えて、暑い夏を乗り切りましょう!
関川愛広苑 通所リハビリテーション/作業療法士 主任:工藤柳子
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