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健康コラム

リハビリ

若々しい姿勢や腰痛には股関節の運動が効果的

アクティブデイぼたんやま
[掲載日]2013.11.06
股関節を良い状態に維持していくことが、若々しい姿勢を保つ秘訣と思っています。
さらに、股関節の柔軟性を維持することで、腰痛予防にも効果があると考えています。

そこで、今回は股関節の関節可動域を確保することを目的に、股関節周りの筋肉をリラックスし動かすことをご紹介します。

股関節は、6方向の動きがあります。
これだけ自在に動く関節ですが、加齢による関節の変形や大腿骨骨折の後遺症などで、歩行時に痛みが出たり、
歩幅が狭くなる結果、関節の動きが著しく悪くなることがあります。
股関節周囲の筋肉を柔らかくし、筋力を強化することで、痛みや動きの制限を緩和することが可能です。


(1)足の付け根をリラックス
 
左右の脚を軽く内側、外側へ転がし、力を抜きます。  
 

(2)大転子、ソケイ部のマッサージ
 
ももの骨が一番触れるところを中心にさすります。股関節の前をさすります。  

(3)両膝を立てて外側に開く
     
ももの内側を伸ばします。  

(4)膝を立てた状態で両足を開き、片側の膝を内側に倒す
 
   

(5)膝を伸ばし、片足ずつかかえる
     
膝を胸につけるようにかかえる  

(6)両脚をかかえる
     
腰周りの柔軟性を向上する  

以上のように、股関節の柔軟性を維持・獲得することは、姿勢や動作、腰痛などに良い状態を与えます。
腰と股関節の密接な関係については、今回触れておりませんが、股関節が重要な部分であることが
皆さんに伝わったら幸いです。

アクティブデイぼたんやま/理学療法士:山本良一
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