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健康コラム

リハビリ

肩の痛みを簡単なストレッチで予防しましょう♪

デイサービスはすがた
[掲載日]2013.07.03
肩の関節は、人間の関節の中で最も大きく動く関節です。ほとんど全方向に動くようにできています。
肩はこのような動きを支えるために、上腕骨と肩甲骨、胸骨と鎖骨、肩甲骨と鎖骨の関節と靭帯、筋肉、
腱板や滑液包などが複雑に組み合わさり、構成されています。

年齢を重ねることにより、肩を構成しているこれらの部分の強度が、少しずつ低下していきます。
このことに加えて、運動不足などにより肩をあまり動かさないようにしていると、柔軟性が低下し、血行も
悪くなり、傷つきやすくなります。

その結果として、四十肩や五十肩といった肩の痛みが出てしまいます。
このよう肩の痛みを予防するために、肩の動きを担っている筋肉をストレッチで伸ばして柔軟性を
維持することが大切です。

それでは、簡単なストレッチをご紹介します。

(1)肩関節の回旋運動を行い、僧帽筋をストレッチします。
両手の指を組みます。 左右の肘が触れるところまで両方の肘を寄せます。強く肘をつけ、そのままの状態を約3秒間続けます。 両方の肘を寄せている力をパッと抜いて、肘を開きます。  

(2)肩の関節と肩甲骨を動かし、胸の大胸筋をストレッチします。
背筋を伸ばして座り、両手の指を組んで肘を前方へ伸ばします。 両腕をゆっくり頭の上にあげて十分に腕を伸ばし、このまま10~20秒とめます。 両腕をゆっくり下して手のひらを頭にのせます。 手のひらを頭の後ろへまわし両肘を開き胸も開きます。

ストレッチは痛みがある場合は、無理せず行ってください。
呼吸はとめずに行いましょう。
デイサービスはすがた/理学療法士:平松有美
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