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誤嚥予防シリーズ②~飲み込みの力をつけよう!ごっくん体操~
新井愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2013.05.01
誤嚥予防シリーズ、第2回目の今回は、飲み込みの力をつける体操、名付けて『ごっくん体操』をご紹介します。[掲載日]2013.05.01
口やのどを動かして力をつけることで、食事の時に飲み込みやすくなったり、むせにくくなったり、
または、よだれが減ったりする効果があります。食事の前に行うと、さらに効果的です。
『ごっくん体操』
はじめる前に、リラックスして腰をかけ、姿勢を正しましょう。
それぞれ、5回ずつ行いましょう。
1.深呼吸
【鼻から吸って】
【口をすぼめてゆっくり吐き出します】2.肩の運動
【肩をすくめます】
【肩を下ろします】3.口の体操
【口を大きく開けます】
【口をしっかり閉じます】【口を横に引きます】
【口を前に突き出します】4.頬の体操
【頬をふくらませます】
【頬をすぼめます】5.舌の体操
【舌を出したり引いたりします】
【舌を左右に動かします】6.発音体操
大きな声で、口を大きく動かして言いましょう。
「あいうえお」「パパパパパ」「タタタタタ」「カカカカカ」「ラララララ」
7.最後に深呼吸
【鼻から吸って】
【口をすぼめてゆっくり吐き出します】2回にわたって、誤嚥予防をご紹介しました。
食べやすいように食事を工夫し、口の力をつけることで、食べる力が維持できます。
食事をしっかり摂り、健康を維持しましょう!
新井愛広苑 通所リハビリテーション/言語聴覚士:大塚聡子