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姿勢も呼吸もリフレッシュ☆
豊浦病院 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.09.19
人間の顔は前についており、手も前に向かっています。何かしようと思うと前屈みになってしまいます。[掲載日]2012.09.19
何の因果か、働き者でいっぱい仕事をした人ほど背中は丸まりやすいのです。
あなたの周りにもいらっしゃいませんか。
背中の丸まった方。その方はきっと、働き者だったんでしょうね。
それでも、背中が丸まってしまうといろいろなことが起きてしまいます。
・ バランスがとりにくく転びやすくなる
・ お腹の筋肉が働きにくく、よい姿勢がとりにくくなる
・ 胸が開きにくくなり、胸いっぱいに息が吸いにくくなる
・ 気分が落ち込みやすくなる など
背中が丸まっていたら悪いわけではないのです。丸まっていても少しだけでも伸びることができれば、
それだけでもいいのです。無理して伸ばせば痛かったり、後ろに転びそうになってしまいます。
自分の体に合わせて、まずは今より進まないように、伸ばせるところは維持できるように、できるところから始めましょう!
今回は、座ってできる運動をご紹介します。
① まずはお腹をさすりましょう!ついでに腰も! ② 肩をやさしくまわします。うち回しも外回しも。
③ 脚の付け根に手を当て、手を挟むような気持ちで ④ 手をグーにして肘を後ろに引きます。この時、
背筋を伸ばして前屈みになります。 胸は張るようにしましょう。そして、手をパーに
しながら斜め上へ思い切り伸ばします。
⑤ 準備ができました。お腹に手を当て、吸った時にお腹が膨らみ、吐いた時に引っ込むことを
確認しながら呼吸します。
『呼吸』というと、吸いたくなりますが、しっかり息を吐くことを意識するとよいですよ。
大丈夫な方は、鼻から吸って口から吐くようにすると、鼻毛フィルターを通ったきれいで湿気を含んだ
空気が入ってくるのでおススメです。呼吸をする筋肉は、実はお腹を支えてくれる筋肉でもあるのです。
上手な呼吸を身につければ、いつでもどこでも運動になっちゃいますね。
きれいな空気を吸って背中も伸びる!気分もハツラツしそうですね♪
新潟リハビリテーション病院/理学療法士:山崎 直美
豊浦病院/理学療法士:小林 公子
阿部さゆり
豊浦病院/理学療法士:小林 公子
阿部さゆり