愛広会のデイ日和 HOME > 健康コラム > [リハビリ] いつまでもシャキッと背筋まっすぐ!!

健康コラム

リハビリ

いつまでもシャキッと背筋まっすぐ!!

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.09.05
「腰がだんだん曲がってきたなぁ・・・」
年を取るにつれ、こんな思いをされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、加齢に伴う姿勢の変化と予防のための簡単な運動を紹介します。

若い頃はまっすぐ伸びていた背中。なぜか、年齢を重ねるとともに、曲がってきてしまいます。
高齢者で多く見られる、胸のところで大きく曲がった姿勢は、『円背(えんぱい)』姿勢と呼ばれます。

円背姿勢は体のバランスが悪くなり、転倒しやすく腰痛を招く恐れがあります。また、バランスを取る
ために顎が突き出し、股関節や膝関節も曲がってきてしまいます。顎が突き出ると、食べ物の飲み込みが
悪くなることもあります。
背筋が伸びないことで、胸が開きにくくなり、ひどくなると呼吸器系の障害を起こす場合があります。
円背姿勢にならないためには、普段の生活環境を見直し、適度な運動が大切です。

   


《 円背姿勢を予防するための運動 》
 ① 背もたれのある椅子に、背中をつけて腰かけます。

 ② 両側の手のひらを上に向け、肘から先が床と並行になるように肘を曲げます。
   肘を脇につけます。

 ③ 息を吸いながら、肘を脇につけたまま手を左右に広げるように動かします。
   顎は突き出さないようにやや引く感じで。

 ④4秒くらい広げたままで息を吐きながら戻します。

 無理のない範囲で1日10回程度、何回かに分けても結構です。

いつまでもピンと伸びた背中。良い姿勢で美しく歳を重ねていきたいものですね。

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション/作業療法士:丸山智栄
 
戻る
ページのトップへ