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健康コラム

家庭の医学

ご褒美ホルモンは単純作業で放出される

新潟リハビリテーション病院
[掲載日]2012.04.04
最近は多くの人が知るところとなったホルモンに「ご褒美ホルモン」(セロトニン)があります。
このご褒美ホルモンは、意外と単純に放出されます。人から褒められたり、美味しい物を食べたり、美しい風景を眺めたりそういうときに脳内で分泌されます。

この他、単純な運動でも放出される事が知られています。
咀嚼・自転車こぎ・散歩などです。ここで注目は「咀嚼」です。
よく噛んで食べる人が長生きすると言われていますが、よく噛む人は消化が良いから長生きなのではないでしょう。 そう、食事で喜びを感じる「ご褒美ホルモン」が分泌されるからに他なりません。恋が人を美しくするように、咀嚼が人を長生きさせるのです。 自分の歯の人も、入れ歯の人も物を良く噛みましょう。きっと今までに無い食の喜びが得られるはずです。

一口、平均10回以上噛みましょう。本当は20回が良いけど実際やってみると結構大変。10回でも現代人では多いほうです。 きっと、幸せになれますよ。
新潟リハビリテーション病院/内科医:伊東浩志
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