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5年後の自分を描いてみよう!

人事部 教育研修室
[掲載日]2012.05.23
5月14日から16日までの3日間、学生総合プラザSTEPで『キャリアデザイン研修会』を開催しました。

「キャリアデザインって何?」「キャリアって何?」

いわゆる『高級官僚』や「キャリア組」と言われるエリートのことではありません。
ここで言う『キャリア』というのは、『職歴』のことを言います。
皆さんがいままで『してきたこと』です。

では、『キャリアデザイン』とはどういうことなのか。
簡単に言うと『これまでの自分を振り返り、将来のありたい自分をイメージし、
これからの自分をデザイン(設計)する』ことです。


本研修は、愛広会に入職して5年目になる職員を対象とし、介護、看護、リハビリ、介護支援専門員、
薬剤師、支援相談員、管理栄養士、事務職といったさまざまな職種の職員60名が参加しました。

講師には、有限会社ピー・エム スリーの取締役副社長で中小企業診断士である高橋英明氏にお願いしました。

本研修では、これまでの振り返りからありたい自分に向けた課題を考えることを、講義やグループワーク(対話)を
交えて行い、最後は参加者ひとりひとりが自身の行動宣言をして締めくくりました。


◆◆◆◆参加者の『行動宣言』◆◆◆◆

1.わたしは、医療法人愛広会の職員として「地域の皆さまから信頼される
  医療サービスを提供すること」を心がけます。

2.わたしは、自らの能力開発の目標を「内省と日々の自己研さんに努め、
  ストレスをためない職場環境づくり」と設定します。

3.わたしは、上記の目標を達成するために「初心を忘れず、知識を身につ
  け、何でも言い合える人間関係を築いていくこと」を実行します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「この研修は1年目の新人におこなっても意味がない。5年経っている皆さんだから意味があるのです。」と
話す高橋先生。とても印象的でした。

確かに新人は早く仕事を覚えることで覚えることが精いっぱいで、将来のことを考える余裕なんてないかも
しれません。また振り返るキャリアもありません。
それが5年経った職員だと「今までやってきたことは良かったのだろうか?」「これからの自分はどうあるべき
なのだろうか?」「5年後、10年後はどうなっているのだろうか?」という思いや不安が出てきます。

そんな皆さんが自身の『キャリア』を『デザイン』することに大きな意味があるのだと感じました。



今回の研修は、医療的な技術を高めるような研修ではなく、自身の未来をデザインするための研修で
個人のハートに訴えかける内容でした。
いつもとは趣向の異なる研修に、参加者からも好評で、自分の道を自分でつくっていくという
あらたな視点に気づかされたよい機会だったようです。

この研修は、後期のフォローアップ研修につながっていきます。
後期研修は11月を予定しています。

人事部 教育研修室/一條 完
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