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デイ紹介

リハビリ

チャレンジ床体操

関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.12.12
関川愛広苑では、床に敷いた訓練マットの上での体操を、片麻痺の方やパーキンソン病の方のリハビリとして
取り入れています。

脳卒中の後遺症により手足に麻痺のある人、またパーキンソン病等で動作中にバランスを崩しやすい人は、日常的にはベッドとイスで過ごすことが多くなります。

特に施設や病院はバリアフリーの環境が整っていますので、動作は楽でいいのですが、その分関節を動かす範囲が狭くなり、そのままでは筋肉や靭帯などが短縮してしまいます。それらをストレッチする体操で関節を柔らかくすると動作が楽になります。

床体操では転倒の心配をすることなく、関節を大きく動かすストレッチを行うことができます。

そして可能な方にはそのあと、四つ這い、両膝立ち、片膝立ちと、床から立つ、
床に座る動作の練習につながるような姿勢をとる運動も取り入れています。

床上動作は日常的に取り組んでいないと、動作自体を身体が忘れてしまい、
できなくなってしまいやすいようです。

日本の家屋はまだまだ、和式の生活スタイルが多いので、床での動作を練習しておくことが
自宅での生活を広げることにつながります。


このように、床体操には転倒の危険が少ない状態で、関節を大きく動かす運動がしやすいという面と、和式の生活に対応するための
動作の練習になるという面があります。

運動としては、なかなかハードではありますが、ご利用者様にとっては『運動をした。』という満足感の強いプログラムに
なっていると感じます。

関川愛広苑 通所リハビリテーション/作業療法士 主任:工藤柳子
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