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リハビリ

ご家庭で実践できるリハビリ運動 ~「コグニサイズ」について~

デイサービスセンター東中野山
[掲載日]2020.01.08
●「コグニサイズ」とは!!

Cognition(認知)とexercise(運動)を掛け合わせた造語です。
具体的には認知課題(頭を使った課題)と運動課題(体を使った課題)を両方同時に行うことによって
心身の機能を効率的に上げる体操です。

「コグニサイズ」は原則的には特別な用具や場所は必要ありません。
いろいろな課題の組み合わせによって様々な取り組みが可能となります。
●効果
運動だけでなく、頭を一緒に動かすことで、 認知機能の低下予防の一助となります。
●実施上の注意点

①無理はしないで徐々に行いましょう!
 安全な運動を行う為に無理をしないで行うことが大切です。
 無理をして急激に行ってもなんらいいことはありません。
  

②十分なストレッチをしてから開始します。
 ストレッチで体を温めれば怪我の予防につながります。
  

③水分補給をしましょう。
 脱水にならないようスポーツ飲料でこまめに水分を補給しましょう。
   

④体に痛みが生じたら休憩を取りましょう。
 痛みは体の危険信号です。痛みを感じたら迷わず運動は控えましょう。
   

⑤トレーニング中の転倒や怪我には十分注意しましょう。
 運動時はふらつくこともあります。
 何かに掴まれる所を確保し、転倒せずに運動を行いましょう。

⑥少しの時間でも出来るだけ他者と誘い合って毎日行いましょう。
 運動は習慣化することが大切です。

⑦「ややきつい」と感じられるくらいの運動を行いましょう。
 ある程度適正な負荷を身体にかけて運動に取り組まれることが必要です。

⑧慣れてきたら次の課題に移りましょう。
 課題に慣れてくると無意識で行えてしまいます。
 慣れてしまうと頭を使わなくなるため慣れてきたら次の課題に移りましょう。

⑨トレーニング内容は複数の種目を行いましょう。
 運動課題、認知課題共に1つの課題ではなく複数の課題を取り組むことをお勧めします。

⑩継続が最も大切です!
 運動継続の為には実施記録やグループ活動が役立ちます。

【コグニサイズ】

デイサービスセンター東中野山 / 作業療法士 本間 康子
理学療法士 関本 雅子
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