嚥下体操

食欲の秋、みなさんおいしいもの食べていますか？
食べものを食べたり、飲み物を飲んでいたりしていて、以下の症状で困ってはいませんか？

・うまく飲み込めない
・食事でむせることが増えてきた

食べものを美味しく食べるために、「嚥下体操」というものがあります。
運動の前に準備体操をするように、食事の前にも体操することで、食べることに関する筋肉の動きが良くなります。
嚥下体操は、食べ物が気管に入って引き起こされる誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。

○毎食前１セット（１～２分）

１．深呼吸（数回繰り返す） 　鼻から吸って、ゆっくり口から吐く
　　

２．首を回す
３．首を倒す
　　　
　　
４．肩を上げ下げする
　　　
　　
５．両手をあげ、軽く背伸びする
　　　　

６．頬を膨らませたり、すぼめたり（２～３回繰り返す）
　　　

７．舌で左右の口角を触れる（２～３回繰り返す）
　　

８．息がのどに当たるように強く吸って止め、三つ数えて吐く
　　　

９．パパパ　ララララ　カカカカとゆっくり言う
　　　　

10．深呼吸（数回繰り返す）
　　　

いつまでも食事をおいしく食べ続けるために、 食事前に行ってみてはいかがでしょうか。


食事中のむせ込みなどの症状が気になる方は、新潟リハビリテーション病院の嚥下外来に相談してみて下さい。
新潟リハビリテーション病院　TEL 025-388-2111（代）