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健康コラム

リハビリ

口腔ケアで認知症予防

デイサービスセンターじゅんさい池
[掲載日]2018.3.7
「歯」と「認知症」ってあまり関係ないようですが・・・
いや、実は深~い関係があるんです!!

さまざまな研究の結果、「噛む」ことが脳の小脳や運動野とよばれる部分の活性化を促したり、
記憶力の向上にも効果があることがわかりました。また、歯が無い人でも、
自分に合った入れ歯を使う事で脳の活性化を図れることが分かっています。

このように、「噛む」ということが、認知症予防に重要な役割を持っているのです!


また、「自分の歯が少なく、入れ歯を使っていない人」が認知症になる確率は、
「歯が20本以上残っている人」に比べて1.9倍も高かったという調査もあります。

そのため、たとえ自分の歯が少なくなっても自分に合った入れ歯を使う事で
認知症の発症を抑える効果が期待できるんです。

お口の中の健康を維持しきちんと噛んで食べていくことが、
認知症の予防につながるということをお分かりいただけたでしょうか?


それでは、お口の健康維持のための方法としていくつかの口腔機能訓練をご紹介します。
口を大きく開けたり閉じたり、歯を噛み合わせて「イー」と言ったり、
舌を出したり上下左右に動かしたりといった動作を繰り返しましょう。

また、口の乾燥を防ぐためにおすすめなのが、唾液腺マッサージです。
上の奥歯あたりや、顎骨の内側の軟らかい部分、顎の先のとがった部分の内側に唾液腺があるので、
そこをやさ~しくマッサージしてあげましょう。


デイサービスセンターじゅんさい池でも毎日、昼食前に口腔体操を行っています。

  

いずれもイスに腰掛けたままできる体操ですから、お風呂に入っている時や食事の前、
朝の体操に取り入れてみてはいかがでしょうか?
デイサービスセンターじゅんさい池/作業療法士 宮北 綾子
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