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健康コラム

リハビリ

廃用予防~上肢の拘縮予防の体操~

アクティブデイなかやま(デイサービス)
[掲載日]2017.10.4
拘縮とは、関節を動かさないことにより、関節包や靭帯、筋肉などが硬くなり、
関節の動きに制限が出る状態をいいます。

拘縮が発生すると、歩いたり、物を持ったりといった動きが困難になるだけでなく、
日常生活に必要な動作(トイレ動作、入浴動作、更衣動作など)にも影響が出てきます。

また、拘縮は一度発生するとなかなか「治す」ことが困難なため、治療よりも予防が大切と言われています。

そこで今回は、ご自分で行える上肢の拘縮予防のための体操を紹介します。

1.手指・手首の運動 5~10回
 
手を組んで、手指・手首を曲げ伸ばしします。
2.前腕の運動 5~10回
 
手を組んだまま肘を伸ばし、左右に返します。
3.タオルを使った運動 ① 5~10回
 
かかとの上げ下げを繰り返します。

4.タオルを使った運動 ② 5~10回
 
タオルを身体の後ろで握って、上に引き上げます。

簡単な運動なので、毎日続けて拘縮の予防をしていきましょう。

※関節の状態によっては無理に動かしてはいけないこともあるので、ご注意ください。
アクティブデイなかやま(デイサービス)/理学療法士 千田 佑介
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