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健康コラム

リハビリ

掃除と運動

相川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2014.11.12
掃除は、日常を清潔に過ごすためだけではなく、きれいな環境で過ごすことにより、
心も健やかになることができる、私たちの生活には欠かせないものといえます。

その一方で、掃除をするためには様々な動きを行わなければならず、体力を使う全身の運動でもあります。

今回は、掃除をする際に、皆さんが難しいと感じる動きを中心に、その動きを楽に行えることを目標とした
運動を紹介していきます。


《1.肩の動き  》
テーブルを拭く作業は、食事のたびに行う作業であり、頻度が多いです。
その際、肩の動きが必要となり、肩に痛みがある方は、この動きが難しいと感じることも多いと思います。
   1-①    1-②    
 
腰の骨を起こし、胸を張るように座ります。
行う手にタオルを持ちましょう。
  タオルでテーブルを拭くように円を描きます。肘はしっかり伸ばして、肩甲骨から動かすようにするのがポイントです。左右の手で、右回り・左回りともに行いましょう。    

《2.立った状態での重心の移動  》
立った状態では、掃除機をかけたり、ほうきでゴミをはいたりと、「立った状態+手の動き」が必要となり、
下半身と胴体でバランスをとる必要があります。
この運動で、自分の体重がどこにかかっているのかを確認してみましょう。
   2-①    2-②    
 
壁側を向き、両手を伸ばした程度の距離をとります。次に、片方の脚を出します。
2-①の写真のように、後ろの脚に体重をかけておき・・・
  2-②の写真のように、前に出している脚に体重をかけていきます。
終わったら、左右の脚を変え、行いましょう。
ポイントは、膝に力が入っていることを確認しながら行うことです。
慣れてきたら、腕の力を抜きながら行ってみましょう。
   

今回は、2つの運動を例に挙げました。
掃除は全身の運動であり、大変なことも多いかと思います。
そのようなときには、今までとは違うやり方でやってみるのもよいかもしれませんね。
そんなご相談も、ぜひ相川愛広苑のスタッフまで♪

相川愛広苑 通所リハビリテーション/理学療法士:遠藤一樹
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