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健康コラム

リハビリ

呼吸困難予防体操

相川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2014.03.05
皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
冬は過ぎていきましたが、まだまだ寒い日が続いています。
まだ風邪やインフルエンザなどにかからないように注意して過ごしてください。

風邪やインフルエンザは呼吸器の感染症です。
体力が低下している時などにかかりやすいですので、感染を予防するために、日ごろから適度な運動を心がけてみてください。

さて、先ほど風邪やインフルエンザは呼吸器の感染症と言いましたが、やはり感染してしまうと呼吸しづらさや、
息苦しさがあるかと思います。
そこで、「呼吸困難予防体操」として、息苦しさなどを軽減・予防するための体操をご紹介いたします。

(1)胸郭(胸の辺り)を広げる運動&腹式呼吸
 
まず、手を頭の後ろで組みます。
次に、鼻から息を吸い込みながら両方の肘を外側へ開き、同時に胸を張るようにします。
  次に、口から息を吐きながら同時に背中を丸めるようにし、開いていた肘を閉じます。 
 

(2)呼吸に合わせながらの運動
 
500mlの2本のペットボトルに水を入れて両手に持ち、呼吸に合わせて手を挙げたり、外に開いたりします。   

今回は、腹式呼吸に合わせながらの運動を中心に紹介しました。
腹式呼吸を行いながらの運動は、急激な血圧や脈拍の上昇を抑え、リラックスした状態で運動を行うことができます。
さらに、胸郭の動きをよくすることで、呼吸がしやすいようになります。
今回紹介した運動は、各10回程度でいいかと思います。

風邪やインフルエンザにかかると呼吸しづらくなります。
今回は、呼吸困難予防体操を紹介しましたが、まずは、それらの病気にかからないように予防することが大切です。
うがい、手洗いなどの予防に加えて、運動で基礎的な体力を向上させることが重要になります。

相川愛広苑 通所リハビリテーション/理学療法士:坂爪 優
運動モデル:遠見影宏
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