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健康コラム

食生活

冬の食中毒、ノロウイルス

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.12.05
食中毒は、夏の季節のものと思われやすく、寒い冬は油断しがちですが、冬でも発生しています。
特にノロウイルスによる食中毒・感染症は12月~3月に集中して発生する傾向があります。

♦ノロウイルスとは?
  感染性胃腸炎の原因となるウイルスのひとつで、感染力が非常に強く、少ないウイルスで
  多くの人に感染します。感染して1~2日後に、嘔気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの
  症状が出ます。ほとんどの場合、2~3日で回復しますが、高齢者や幼児などの抵抗力の
  弱い方は重症になることもあります。

♦感染経路
  ・汚染された貝類を十分に加熱料理しないで食べた場合
  ・感染している調理者が作った料理を食べた場合
  ・感染者の嘔吐物や便を不適切に始末した場合   ほか

♦食品の取り扱いに注意!
  冬の時期、カキなどの二枚貝はとてもおいしい時期ですが、生食を控えたほうが無難です。
  また、カキフライなども加熱不十分で食べると食中毒の危険性があります。二枚貝の調理は、中心部まで十分に加熱してください。
  加熱の目安は、『中心部が85℃以上1分間以上』です。

♦糞便・嘔吐物の処理方法は適切に!
  ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物、それらが付着したものからも感染することがあります。
  素手で処理せず、使い捨ての手袋やエプロンを着用し、ペーパータオルなどを用いて処理します。
  使用したペーパータオルなどは、0.1%次亜塩素酸ナトリウムとともに、ビニール袋に入れて破棄します。
  床も0.02%次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。

    【 参考:消毒液の作り方 】
      台所用漂白剤として市販されている次亜塩素酸ナトリウム液(商品名:ハイター、ブリーチなど)の
      塩素濃度は、約5~6%です。消毒液を作る際に、1.5ℓのペットボトルを使用すると便利です。
       ★0.1%液 : ペットボトルキャップ5杯の次亜塩素酸ナトリウム液 + ペットボトル1本分の水
       ★0.02%液 : ペットボトルキャップ1杯の次亜塩素酸ナトリウム液 + ペットボトル1本分の水
          ※ペットボトルキャップ1杯は約5mlです。

♦手洗いは、しっかりと!
  手洗いは、二次感染予防の基本です。患者の嘔吐物や便には、たくさんのノロウイルスが含まれています。
  目に見えないノロウイルスは、直接・間接的に手指などについて、二次感染の原因となります。
  手洗いに際しては、ノロウイルスに対する有効な消毒液はありませんが、石鹸を使用することで手の脂肪の
  汚れを落とし、ノロウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション/管理栄養士:宮村 愛
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