色鮮やかな模様のネット手芸

今回、芸術の秋にちなみ、ご利用者様が作られている作品を紹介したいと思います。

作品の種類は「ネット手芸」という格子状に穴が開いている板を作品に合わせてカットし、
ティッシュBOXや手提げバック作りと、編んでみるみるという毛糸を編む道具を使い、
大きさを調節しながら、マフラーや帽子を作っています。

特にティッシュBOX作りが人気で、毛糸の色や縫い方を変え、色々な模様をつけながら作られています。
完成した作品は親戚やお友達にプレゼントされ、とても喜ばれているとお聞きします。

作成中は、周りのご利用者様と模様の相談や日常会話を楽しみながら、リハビリメニューの合間に作業をされています。
こちらはネット手芸を使用しティッシュBOX作りをされている方を撮影させていただきました。



「（糸を縫う方向を）おんなじ向きにすると面白くないから、（紫の所を）交互にしていたけど、
　向きを変える時どこに針を入れたらいいか分からなくなりそうで、大変」
と笑顔で作られていて大変な所を教えてもらいました。

他にはこのような模様の作品がありました。



下の写真は、もう少しで完成の手提げバックです。



手作業を行う事で、手先の運動や絵柄を考える事で頭の刺激になります。
また、頑張りすぎて、眼の疲れや肩コリになってはいけないので、ゆっくりとご自分のペースで楽しみながら実施して頂いています。
デイケアでの充実した一日を過ごして頂けるよう、これからもお手伝いを行っていきます。