富士山を眺めながらの楽しい入浴

秋も深まり落ち葉も舞って、日に日に寒さを強く感じるようになりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

これから、デイサービスセンターじゅんさい池のご利用者にお風呂を楽しんでもらえる
工夫作をご紹介いたします。

ご利用者にはご自宅でお風呂に入ることが難しいという人も中にはいらっしゃいます。
そのため、お風呂に入ることを目標にしている人もいます。

そこで、殺風景なお風呂場をどのようにしたら皆さんが喜んでくれるであろうかを
職員だけでなく、ご利用者にも相談してみました。

相談した結果です。
デイサービスセンターじゅんさい池は住宅街に立地しているため
浴室から外の景色を眺めることはできません。

その分、季節感を感じられるもの、見栄えの良いものを作成することになり
担当する皆で壁面装飾に力をこめることになりました。

ご利用者にご協力いただくものは、巧緻性を高めるためにも折り紙をしたり貼り絵などの作業です。
折り紙や貼り絵の内容は、春夏秋冬の季節に合った花や昆虫と風景をお願いしました。
そして今回はびっくりすることでしょう。「大作」に挑んでみました。



紙をちぎる人、ちぎった紙を貼り付ける人、ご利用者に協力をしていただいて
A4サイズ15枚のコピー用紙に1枚ずつ貼り絵を行いました。

貼り終えた15枚の用紙を縦横に合わせると完成です！！



日本一の山「富士山」が出来ました。
完成した「大作」を見て皆さんは声をかけてくれました。
この大作「富士山」を眺めながら、あったかいお湯につかり、「富士山」を見ながら心も体もポカポカです。

　また、毎月26日は「ふろの日」になっており、こちらではにごり湯や森林の香り、
ヒノキの香りなどの入浴剤を入れて香りやお湯の色であったりを楽しんでいただいています。



最後に、ご利用者の満足した「ありがたい言葉」もご紹介させていただきます。
それは、お風呂後の水分補給をして一言。
「これまた、お風呂後のこの1杯が幸せなんだー！！」といってくれるご利用者のその言葉とその笑顔です。
私たちも思わず「にっこり」してしまうひとときです。

これからもご利用者の満足していただけるように努めていきたいと思っております。