尾山の集団体操

尾山愛広苑では、午後の１時半から機能訓練のひとつとして、集団体操を行っています。
デイケアの１日の定員は３５名ですが、年齢や心身の機能は皆さん大きく異なるため、
状態に合わせて３つのグループに分かれています。

集団体操も、基本的にそのグループごとに行っています。

グループＡは、７５歳以下の体力や活気ある方々が中心で、さらに平行棒体操と床での
マット運動の２つのグループに分かれています。平行棒体操では、座位での運動と平行棒に
つかまっての立位練習を中心に、ほとんど休憩なしで行っています。



マット運動では、床からの立ち座りができる方や、練習が必要な方を中心に、様々な動作を
取り入れています。



グループＢは、７５歳以上の足腰が弱りがちだけどおしゃべりが大好きな方々を中心に、
日替わりで長生き体操と３６５歩のマーチを行っています。長生き体操では、できるだけ
体を大きく動かすことを目標に運動しています。３６５歩のマーチでは、音楽に合わせて
立って行う運動がメインとなっています。



グループＣでは、７５歳以上の方で一度にたくさんは動けないけれど、ゆっくりなら運動が
行える方が中心です。座りながら行う棒体操や平行棒につかまっての立位練習をおしゃべりを
交えて行っています。



グループに分ける前は、大きな集団で行っていたために、運動に物足りなさや体力的な辛さを感じる方も
いらっしゃいました。しかし、このようにグループに分けた後は、皆さん自分のペースに合わせた体操に
参加でき、以前より充実されているご様子です。