調理レクでリハビリテーション

尾山愛広苑のデイケアでは、毎月調理レクを定期的に行っています。

昔は料理が得意だった方、好きだったけれど今では機会がないという方にも希望で参加していただいています♪
ときに、茶話会の時間を設けて参加メンバーで話し合い、メニュー決めを行います。
本や雑誌から、作ってみたいものや旬の野菜を使った料理などをピックアップします。

日時とメニューが決まると『お知らせボード』にて提示し、当日の参加メンバーには
自前のエプロンを持参してもらいます。



作業工程として、野菜の皮をむく・切る・刻むなどや、料理に応じての下ごしらえ、
包む・巻く・練る・丸めるといった少々手間のかかる作業もあえて挑戦します。
材料を焼いたり煮たりする順番もご利用者様にゆだね、味付け・盛り付けもしていただきます。

片麻痺の方は二人一組で包丁を扱ったり、どうしたらおいしいく作れるか案を出し合い、
相談しながらご利用者様同士が協力して行える環境を整えています。

どなたでも調理を楽しめるよう職員は付き添い、残存機能を生かした作業や
昔ながらの作り方を引き出していきます。



ある日、「職員の感想が欲しい」と、ご利用者様の希望で『調理レクファイル』を作りました。
できたものを写真に収め、試食した職員が感想を残し、ご利用者様に読んでいただきます。
その他にも、以前に作ったものを思い出して見ることで、話題のひとつになります。

調理レクは、次に何をするか考えたり手先を使ったりと、工程数が多いほどご利用者様にとって
リハビリになります。これからもいろいろな料理に腕をふるい、楽しい調理レクを開催していきます！！