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O脚の膝痛を予防する簡単体操
豊浦愛広苑
[掲載日]2019.04.03
日本人にはO脚が多いそうですが、皆さんの脚はどうなっていますか?[掲載日]2019.04.03
O脚とは、真っ直ぐに立って左右の内くるぶしをそろえてみた時に、左右の膝の内側が接しない状態のことです。
加齢に伴い、膝の関節軟骨はすり減っていきます。
特に、運動不足で筋力が弱くなっていたり肥満があると、関節自体への負担が大きくなり、
関節軟骨がすり減りやすくなります。
O脚の変形が強くなってくると痛みや膝の動きに制限が出ることがあります。
膝痛予防として膝周りの筋肉を鍛えることで、膝関節への負担を減らし、膝痛を予防することができます。
今回は椅子に座ってできる膝痛予防の体操を紹介します。
<座ってできる!膝痛予防体操♪>
目的: 膝の周り・太腿の筋肉を鍛え、関節への負担を軽減する。用意するもの: 椅子(肘置き付きが好ましい)
内容: ~準備~
①椅子に姿勢よく腰かけ、肘置きにつかまります。
②片足のつま先をしっかり立てたまま、足を真っ直ぐ伸ばします。
③つま先を真上に向けたまま、足をゆっくり水平に開きます。
④無理のない範囲で足を開いたら、ゆっくりと戻します。
⑤ゆっくりと足を下ろします。
【回数】
まずは左右とも各10回を目標に実施してみましょう。 慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
※運動①~⑤は、なるべくゆっくり行ってみましょう。
【注意】
つま先と膝は常に上を向くように心がけてください。
足を水平に開くときは、つま先が斜めを向きやすいので注意が必要です。
<日本人に多い!O脚予防体操>
目的: 足を閉じる筋肉(内転筋群)を強化し、O脚を予防する。用意するもの: 椅子
内容:
①椅子に姿勢よく腰かけます。
②両手を合わせて膝の間に挟みます。
③息を吐きながら、両方の太腿で手を押しつぶすように力を入れます。
【回数】
1回5秒×10回から始め、慣れてきたら徐々に回数を増やしましょう。
【注意】
足幅は握りこぶし分くらい開くようにしましょう。
足を水平に開くときは、つま先が斜めを向きやすいので注意が必要です。
座って運動することで、膝に負担を掛けずに筋肉を鍛えることができます!
特別な道具も必要ありませんので、気軽に試してみてくださいね♪
豊浦愛広苑 通所リハビリテーション / 理学療法士 阿部さゆり
小林 千尋
小林 千尋
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