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健康コラム

リハビリ

転倒を予防する~下肢編~

中条愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2016.06.01
前回は、「転倒を予防する~上肢編~」の紹介をさせていただきました。
転倒を防ぐためには自分の体を支えられなくてはなりません。
その為にはやはり足の筋力が必要となってきます。

そこで、今回は「寝たまま出来る足の運動」を紹介します。

(1) 足全体の運動 10~15回
つま先を上に向けて膝を伸ばして30cmぐらいのところまで片足ずつ上げます。


※マヒがあり、麻痺している足を上げる場合
 マヒの無い側の足をマヒしている側の足の下に入れて行います。


(2) 太ももの運動 秒保持10~15回
1.両膝を立てて、太ももをお腹に近づけます。  2.手で膝を抱えます。


※マヒがあり両足で行う事が難しい場合、片足ずつお腹に近づけ抱えます。


(3) ふくらはぎの運動  10~15回
1.両膝を立てます。       2.つま先を布団から離し、戻します。


(4) 足こぎ体操  10~15回
1.両足を空中で曲げ伸ばしを行う(自転車をこぐように)。


(5) お尻上げ運動  10~15回
足の裏をしっかりマットにつけてお尻を持ち上げます


※1つずつゆっくりと体の調子を見ながら行って下さい。
※足の筋力向上だけでなく、お腹や背中の筋力向上も図れ
 歩行時や立位動作時の体の安定性にもつなげることができます。
中条愛広苑 通所リハビリテーション / 作業療法士 木村 尚子
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