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食生活

旬のきのこでおいしく健康に

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2023.09.13

9月に入りましたが、残暑の厳しい日が続いていますね。
秋といえば、食欲の秋!
秋の味覚のひとつ、きのこ類の特徴についてお伝えしたいと思います。

◎ 食物繊維が多く、低カロリーな食品

食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。
きのこ類に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維です。

食事で摂った不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して大きく膨らみます。
膨らむことで便のかさが増え、腸を刺激することで、蠕動(ぜんどう)運動と言われる腸の動きを活発にし、便通を促進します。
また、きのこ類の約9割は水分でできており、低カロリーな食品です。



◎ ビタミンDが含まれる

ビタミンDは、きのこ類では特にきくらげに多く含まれています。
カルシウムの吸収や骨の形成に関わるビタミンで、紫外線に当たると皮膚で生成される特徴があります。

今の時期は日光に当たる機会も多いですが、特に新潟の冬は日照時間が減ります。
皮膚からの生成が難しくなりますので、特に冬季は、骨を丈夫に保つために意識して食品から摂りたいビタミンです。



◎ うまみ成分が含まれ、料理のおいしさアップ

しいたけには、うまみ成分のグアニル酸が含まれています。
このうまみ成分は乾燥させることで増す為、干ししいたけは戻し汁も料理に使用していますね。



最近は食品の値上がりが多いですが、きのこ類は価格が安定しており、「価格の優等生」とも呼ばれています。
様々な効果があるきのこ類を食卓に取り入れ、秋を感じてみませんか。

尾山愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 伊藤
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