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健康コラム

食生活

噛むことの大切さ

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2015.10.07

「食事の時は一口30回噛みましょう」「ゆっくりよく噛んで」などよく耳にする言葉だと思います。
よく噛んで食べると、満腹感を感じやすくなる(肥満・食べすぎを防ぐ)、歯の病気を防ぐ、脳を活性化し
認知症を予防するなどといった良い効果がたくさんあります。
しかし、毎回30回数えるのは難しい、気が付いたら飲み込んでいた、なんて事もありますよね。

そこで、よく噛むためのちょっとした一工夫を紹介したいと思います。

1. 噛み応えのある食品を選ぶ

室根菜類、きのこ、海藻など繊維が多い食材を取り入れましょう。
よく噛まないと飲み込めないため、自然と噛む回数が増えます。

2. 材料は大きめに切る

噛む回数が増えるだけでなく、料理の下ごしらえが楽になるというメリットもあります。

3. 味付けは薄味にする

薄味にすることで、よく味を感じ取ろうとするため、噛む回数が増えます。

4. 一口量を少なめにする

かきこんで食べる、お茶などの水分で流し込む癖がついていませんか?
箸を使用し、つかむ事を意識すると自然に一口量を減らす事ができます。







以上のポイントの他に、ゆっくり食事を食べるようにする事も重要です。
おいしい食材がいっぱいの秋、家族や友人と楽しく会話しながら食事をしてみませんか。

尾山愛広苑 通所リハビリテーション/管理栄養士 内山紗希
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