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介護老人保健施設、病院、大学などとの連携

認知症勉強会を開催しました

人事部 教育研修室
[掲載日]2012.07.11
平成24年6月30日(土)、新潟リハビリテーション病院学生ルームにおいて、認知症勉強会を開催しました。
今回は、『レビー小体をともなう認知症』について勉強しました。

講師は、いつも認知症研修会でお世話になっている新潟医療福祉大学 言語聴覚学科教授、新潟リハビリテーション病院
神経内科もの忘れ外来医師の今村徹先生にお願いしました。

レビー小体をともなう認知症は、認知症を主訴とする患者の十数パーセントを占め、認知症の原因疾患のなかで、
アルツハイマー病に次いで2番目に多いと推定されています。在宅~施設での療養介護において、困難な事例のかなりの
部分を占める認知症です。その特徴として『認知機能の変動』や『抗精神病薬への過敏性』などがあります。
これらも含め医学的なことや患者家族の体験談をまじえて、とてもわかりやすい講義をしていただきました。

今回の参加者は介護職員、看護職員、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、支援相談員、介護支援専門員、
そして上越あたご福祉会からも3名の参加があり、計41名でした。また、新潟医療福祉大学の学生1名の参加がありました。


参加者のアンケートから、
 ■ レビー小体をともなう認知症の方は、転倒しやすいことがわかった。
 ■ 対応についても知ることができた。今後にいかしていきたい。
 ■ 少量の抗精神薬でもパーキンソン症状が出現することがわかった。
 ■ 普段はしっかりしているのに、急にスイッチが切れたように変わってしまうこと。
 ■ もっと多くのスタッフに聞いてもらいたい。
などの感想が聞かれました。

やはり、基礎をしっかりと身につけることは、とても重要であると感じました。
これからの実践にいかしましょう。

人事部 教育研修室/一條 完
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