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行事

団子さし行事

関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2015.02.10
関川愛広苑では、毎年1月中旬に『団子さし行事』を行います。
利用者様(特に農家の方々)にとっては身近な行事です。

団子さしとは、小正月1月15日に女の正月(歳末から正月と忙しく働いた女性たちをねぎらう意味があり、
小正月は女の正月とも言われています)に行われる行事で、団子を木の枝に刺して、まるで花が咲いたように
飾り付け、五穀豊穣・無病息災を祈願し、3日後、団子汁として食べる行事です。

団子まるめの様子枝のチェック

行事当日、男性・女性グループに分かれ、それぞれ分担を決めて作業を行いました。
女性グループは団子の生地をこねて丸めて色を付けていき、男性グループが枝の先を団子がさしやすいようにカットし、
カラフルな団子をさしていきます。

最後に、鯛や米俵などの飾りをつけて完成です。

関川愛広苑での団子さし行事の様子相川愛広苑で忘年会

作業をしながら、皆さん昔を思い出したようで「なつかしい~!」という声が聞かれました。
なかには、リハビリ以上にはりきって、汗をかき、作業した方も!

近年では、団子さしをしない農家も多いそうですが、白・赤・緑・黄色のカラフルな団子の木を見上げると、
古き良き風習であることを感じさせます。

今年の無病息災を祈願しつつ、来年の団子さし行事もまた楽しみに感じました。
関川愛広苑 通所リハビリテーション/介護士:高橋 梢
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