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健康コラム

食生活

温かいお茶でリラックス~

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2023.03.15

春が近づき、少しずつ温かい日も増えてきましたね。
毎日ポカポカした陽気にならないかな、なんて思ってしまいますが、
花冷えという言葉もあるように、まだまだ寒い日はありそうです。

こんな時期におすすめのお茶(緑茶)の効能について、少しご紹介したいと思います。



緑茶に多く含まれる成分には、カテキン・カフェイン・テアニンといったものがあります。


《カテキン》
抗菌・殺菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、抗アレルギー作用、虫歯予防作用など
多くの効果があります。
コレステロール低下や体脂肪低減作用もあり、これらに特化したお茶飲料も発売されています。
アレルギー反応時に生成されるヒスタミンという物質を抑制する働きもあり、
くしゃみやかゆみ、鼻づまりなどの症状を緩和する効果が確認されているそうです。

《カフェイン》
覚醒作用や利尿作用などの効果があります。
カフェインが多く含まれる食品といえば、コーヒーのイメージが強いと思いますが、
緑茶の中でも玉露はコーヒーの約2.7倍のカフェインが含まれています。
普段よく飲む煎茶のカフェイン量は、コーヒーの3分の1程度です。

《テアニン》
テアニンとは、お茶の葉に含まれるうまみ成分です。
リラックス効果などがあります。
お茶の種類によってテアニンの量が異なり、玉露や抹茶に多く含まれています。

 

温かいお茶を飲むことで、体が温まるのはもちろん、身体に嬉しい多くの効果も得られます。
春は、気温差や年度の変わり目でストレスを感じてしまうことも多いかと思います。
好みのお茶を飲みながら、リラックスしてみてはいかがでしょうか。

尾山愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 伊藤
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