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旬の秋野菜で夏の疲れをリセットしよう

中条愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2019.09.04
今年の夏はすごく暑い日が続きましたね。
食欲がなかったり、冷たい飲み物ばかり飲んで胃腸が弱っていたりしませんか。
そんな疲れた胃腸を回復してくれる食材が豊富に含まれている秋野菜をご紹介します。
○ 体を温める根菜類
人間のエネルギー源となる糖質を多く含み、ミネラルやビタミンが多いのが特徴です。
根菜の代表としては、にんじんやごぼう・蓮根などがあります。
特に秋に採れるにんじんは加熱する事で甘味が増します。
炒め物などで油と一緒に調理する事で、体内に吸収されやすくなるのでおすすめです。
○ 栄養を多く蓄える芋類
食物繊維やビタミン・ミネラル・ポリフェノールが多く含まれています。
芋類に含まれるビタミンCは、でんぷん質で守られているので、
加熱しても破壊されにくいのが特徴です。

芋類の代表はさつま芋やじゃが芋・里芋があります。
じゃが芋はビタミンCを多く含んでいて、塩分を排出する作用があり、
カリウムや腸の働きを活発にする食物繊維が豊富に含まれています。

○ 秋といえば旬のキノコ類
栄養が豊富で低カロリーのキノコ類は秋野菜の代表といえる野菜です。
舞茸やしめじ・しいたけなどがあります。
舞茸は食物繊維が豊富に含まれている為、便秘の解消やコレステロールの抑制にも効果的な野菜です。

加熱して調理する食品は中心部まで十分に加熱します。
よく加熱することで食中毒菌をやっつけることができます。

調理を途中でやめて室温においたままにしておくと、細菌が食品についたり、増えたりしてしまいます。
途中でやめたら冷蔵庫に入れておき、また調理をやり直すときは十分に加熱します。
○ 使いやすい葉菜類
葉菜類とは葉の部分を食用とする野菜の事です。
ほうれん草や小松菜・春菊などがあります。
又、ブロッコリーやカリフラワー、アスパラなども葉菜類の仲間です。
ブロッコリーは特に栄養バランスが良く、花蕾を中心に食べますが、茎も柔らかく栄養が豊富な為、
残さず使い切るようにしましょう。


旬の食材は人間の体が必要とする栄養が豊富に含まれています。
一年を通じてほとんどの野菜が買えますが、旬を意識した食材選びで体の内側から疲れを癒しましょう。
秋野菜を食べ、残暑を乗り切りましょう。
中条愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 齋藤 明美
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