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健康コラム

食生活

食中毒を予防しよう

新井愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2019.07.03
梅雨時やこれからの夏の時期は食中毒に注意が必要です。
食中毒予防の三原則は食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
この三原則を基本とした家庭でのそれぞれの場面で気をつけるポイントをまとめました。
○ 食品の買い物

買い物をする際、肉・魚・野菜などの生鮮食品は消費期限などの表示を確認し、
新鮮なものを購入することが大切です。
冷蔵や冷凍といった温度管理が必要な食品は買ったらすぐに持ち帰り、家庭の冷蔵庫に入れましょう。
○ 食品の保存

冷蔵庫や冷凍庫には食品を詰めすぎないことが大事です。
冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つことが目安となります。
扉の開け閉めをしすぎて温度が上がらないように気をつけましょう。
また、肉や魚は汁が他の食品にかからないようにビニール袋に入れておきます。
○ 調理

調理の前に、手洗いをしっかりと行います。

肉や魚の汁が生で食べるサラダや果物にかからないように気をつけます。
生の肉や魚を切った後にそのままの包丁とまな板で
果物や野菜など生で食べる物を切らないように気をつけましょう。
包丁やまな板は肉や魚用、野菜用といったように使い分けるとより安全です。

加熱して調理する食品は中心部まで十分に加熱します。
よく加熱することで食中毒菌をやっつけることができます。

調理を途中でやめて室温においたままにしておくと、細菌が食品についたり、増えたりしてしまいます。
途中でやめたら冷蔵庫に入れておき、また調理をやり直すときは十分に加熱します。
○ 食事

食事の前には必ず手を洗いましょう。

温かい料理は温かく、冷やして食べる料理は冷たくしておき、長時間室温に放置しておかないようにします。
残った食品はいつまでもとっておかずになるべく早めに食べるようにします。
時間が経ちすぎたり、おかしいなと思ったら食べずに破棄することも大切です。
残った食品を温め直すときも、沸騰させて十分に加熱しましょう。

新井愛広苑 通所リハビリテーション / 管理栄養士 藤原 智美
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