愛広会のデイ日和 HOME > 健康コラム > [リハビリ]生活に取り入れた運動と長続きするコツ

健康コラム

リハビリ

生活に取り入れた運動と長続きするコツ

デイサービスセンターはやどおり
[掲載日]2019.03.06
リハビリや運動を途中で諦めていませんか?
「あ~ぁ、疲れちゃった。 なんか面倒くさいなぁ。 どうせ、やってもやらなくても一緒でしょ。」 なんて、
始めた体操や運動を途中で諦めてしまう・・・そのようなこと、誰にでも1度は経験があると思います。

なぜ、続かないかは「目標が明確でない」ことが理由の1つだと思います。
だからこそ、めんどくさい・疲れたを理由にしてやめてしまっているのでしょう。

そこで本日は、<長続きをするコツ> と <生活に取り入れた運動> をご紹介したいと思います。

<長続きするコツ>


① 見える化をする
目に見えるように「目標・変化・やった成果」を表すことが大切です。
例えば、ポスターなどに目標を書いて目に入るようにすることや万歩計をつけて日ごとに数を記載していくなど、数字やグラフ、言葉にして残していくと達成感を感じられやすいです。

② 目標ごとにご褒美を用意する
目標をあらかじめ決めておき、それを達成できた時に自分へのご褒美を用意しておく。
すると、モチベーション・気力を保つことに効果的です。

③ 楽しみと結びつける
つらく厳しすぎるものは継続しません。自分に厳しすぎた内容では辞めたくなり、
一人では気持ちが乗らないことも多くと思います。

そこで、運動に足し算をしましょう。足す物は「笑い」や「楽しい」と感じるものです。
好きなテレビや音楽を取り入れたり、人との交流など自分にとって楽しいと思えるものと組み合わせをして
運動やリハビリを継続しましょう。

私たちのデイサービスでは、上記のコツを取り入れて継続できるリハビリを行っています。
山のポスターを作成し、壁に貼りました。フロア内を3周歩いたらシールを1つ貼れます。

 

目に見えて目標と変化を感じられることで、いつも以上に意欲的に歩くリハビリを行ってくれるようになりました。
これから、みなさんで協力して作ったポスターに、みなさんで協力して歩いて、みなさんで登頂を目指したいと思います!

<生活に取り入れた運動>

次に、生活に取り入れた運動についてお話をします。
とても単純で、簡単なので、今から始められる内容となっています。

① 台所では爪先立ち
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど、大切な部分です。
爪先立ちは、そのふくらはぎを使った運動にとても適しています。
ふらついたり膝折れをしない程度に、生活に爪先立ちを取り入れてみてください。

② 拭き掃除はダイナミックに
テーブル拭きや床拭きをする際には、大きな動作で拭くと腹筋や背筋などの体幹の筋肉をたくさん使うことになります。
腰を痛めない程度に、体を伸ばしてぎりぎり届くところまで拭き掃除をしてみてください。

 

今回は、<長続きをするコツ> と <生活に取り入れた運動> をご紹介させていただきました。

ぜひ、みなさんも自分に合った長続きできる方法を取り入れ、生活では運動を意識して、健康的に過ごしていきましょう!
デイサービスセンターはやどおり / 作業療法士 中川 美和
戻る
ページのトップへ