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健康コラム

リハビリ

転倒予防~座ってできる下肢の体操~

関川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2016.08.12
転倒を予防するために、太ももやふくらはぎなどの大きな筋肉をトレーニングで鍛えるのは一般的ですが、
今回は身体を支える足、特に指に注目した体操を紹介します。

リハビリで関わるご利用者様の足をみると足の指が変形していることがよくあります。
高齢者に関わらず、若い人、特に女性の中には外反母趾や内反小趾等の指の変形で悩んでいる方は多く存在します。

足の指が正常に機能していないと、踏ん張りがききづらく歩行も不安定となります。

そこで座ってできる足指の運動を紹介します。

① 足指のストレッチ
これは足指の周囲の筋肉をほぐし、指の開きをうながします

足指に手指を差し込む 指のつけねから反らせる 指のつけねから曲げる
※最初は指が開かず、手指をさしこんだ時に痛みを伴うかもしれません。
 無理をせず少しずつ慣らして行きましょう。


② 足指じゃんけん
 これはそれぞれの足指の滑らかな動きをうながします。

指を曲げてグー 親指をそらしてチョキ 指を拡げてパー


③ 足指でのタオルつかみ
 これは足指を曲げ伸ばしする筋肉の動きをうながします

タオルを足の下に敷きます タオルを足指でつかみます 何度も繰り返します

日常的に靴下をはいていたり、靴を履いている時間が長いと、足指の機能を充分に活用できなくなります。
たまには裸足になって、足指を解放してあげましょう!!!
関川愛広苑 通所リハビリテーション / 作業療法士 工藤柳子
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