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健康コラム

リハビリ

睡眠にかかわる運動

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2015.02.04
今月のテーマは『睡眠』です。
睡眠は、1日を生き生きと過ごすためにとても大切なものですが、皆さんは、”布団に入ってもなかなか寝付けなかった”
という経験はありませんか?

人の体は、疲れると眠くなるようにできていますが、この季節は外出が減り、運動不足になりがちで、
日中、暖かい部屋でウトウト眠ってしまうということも多いのではないでしょうか。
しかし、寝る前の激しい運動はかえって睡眠の妨げになります。
質の良い睡眠をとるためには、日中の適度な運動と、寝る前の全身をリラックスさせるような体操が効果的です。

今回は、寝る前に行う体操をご紹介します。


   1.首まわし        2.手足ブラブラ    
ベッドに座り、首を軽く前に倒します。
8カウント数えながらゆっくり首を回して、元の位置に戻します。
左回し、右回しの両方行います。
  あお向けになり、両手両足をあげます。
8カウント数えながら、力を抜いてブラブラ揺らします。
終わったらゆっくり手足を戻します。

   3.足抱え       4.体幹ひねり    
片足を両手で抱え、ゆっくり8カウント数えながら、抱えた足を胸に引き寄せます。ゆっくり足を戻し、反対の足も同様に行います。
可能な方は、両足を同時に抱える卵のポーズも、同じように行ってみましょう。
  両ひざを立てます。
8カウントで片側にゆっくり倒し、そのまま8カウント数えます。ゆっくり元に戻して、反対側も同様に行います。

               
   5.足首まわし       6.深呼吸   
片方の足首をゆっくりと回します。反対側も同様に行います。
可能な方は、足の指で、グー・チョキ・パーをしてみるのも良いでしょう。
  両手を8カウントかけて頭の上にあげ(もしくは体の脇に広げ)、そのまま8カウント数えます。
終わったら8カウントかけて、ゆっくり元の位置に戻します。

なお、体操を行う際は、次の点に注意しましょう。
 ◍息を止めず、大きくゆったりと呼吸して、リラックスしながら行いましょう。
 ◍カウントはゆっくりと数えましょう。
 ◍痛みのない範囲で、無理せず行いましょう。

皆さん、スッキリとした清々しい朝が迎えられるといいですね。

豊浦愛広苑 通所リハビリテーション/作業療法士:荒木裕子
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