愛広会のデイ日和 HOME > 健康コラム > [食生活] ビタミンパワーで風邪予防

健康コラム

食生活

ビタミンパワーで風邪予防

尾山愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2014.01.08
今年もインフルエンザが大流行しています。
インフルエンザやノロウイルスなど風邪の原因のほとんどがウイルスによるものです。

風邪の予防としては、ウイルスを体内に入れない、入ったとしても負けないよう抵抗力をつける
ことが大切です。そこで、パワーを発揮するのが、のどや鼻などの粘膜を強化してウイルスの侵入を
予防してくれる「ビタミンA」と、免疫力・抵抗力を高めてくれる「ビタミンC」です。

今回は、このふたつのビタミンの上手な摂り方について、ご紹介します。


【ビタミンA】
ほうれん草、人参、南瓜などの緑黄色野菜に多く含まれています。

このビタミンは、脂溶性のビタミンで、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。
油で炒めたり、マヨネーズやドレッシングをかけて食べると効果的に摂取できます。


【ビタミンC】
今が旬のみかんなどの柑橘類、イチゴやキウイなどの果物、ジャガイモ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

このビタミンは、水溶性のビタミンで水に溶け出しやすく、熱に弱い性質があります。
長く水に浸けていると、どんどん溶け出してしまうので、洗いすぎや茹ですぎに注意が必要です。

また、ビタミンCは体内に蓄えておくことができません。
一度にたくさん摂っても、余ったビタミンCは尿として体外へ排出されてしまいます。
数回に分けて摂ると、体内で消費したビタミンCを補給できるので効果的です。



風邪予防のポイントは、「手洗い・うがい」と、何といっても「バランスの取れた食生活」です。
あたたかいメニューで体を温め、上手にビタミンを摂って、風邪に負けない体をつくり、
寒い冬を乗り切りましょう。

尾山愛広苑 通所リハビリテーション/管理栄養士:武藤悦子
戻る
ページのトップへ