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健康コラム

リハビリ

体操をして腰痛を予防しましょう①

デイケアセンターきざき
[掲載日]2013.09.04
背骨(=背柱)には短い骨(=椎)が並んでおり、各椎の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。
この背骨の周りには筋肉があり、その筋肉によって骨を支えています。
腰痛の多くは、腰を支える筋肉の疲労が原因を言われています。
普段からの筋肉の使い方や、姿勢のアンバランス等が生じた際に、腰を支える筋肉が疲労しやすくなり、
疲労した筋肉は硬くなったり、血行不良を起こしたりして、痛みにつながります。
体操をすることにより、腰痛を予防しましょう。

(1)腹筋に力を入れる練習
  腰を支えている主な筋肉は、背筋と腹筋です。腹筋を強くすることで腰痛を予防します。
腹筋を固くして動く習慣をつけましょう。ここでは、腹筋を瞬間的に固くする練習をしていきます。
 
① 椅子に深く座り、背中と背もたれの間をこぶし1つ分あけます。前かがみにならないようにします。 ② あごを引いてへそをのぞきます。少し息を吸い、お腹を丸めて腹筋に力を入れます。 ③ かかとを上げて腹筋に力を入れ、そのまま5~6秒保ちます。  
 

(2)骨盤の動きをよくして腰痛を防ぎます。
  骨盤は背骨が受ける体重を2つに分け、左右の足に伝えます。
この骨盤の動きをよくして腰痛を予防します。
① 仰向けに寝て、左右の腕は体に沿って伸ばし、リラックスします。 ② 骨盤の左側を下げます。左足は右足の先に出るように伸ばします。  ③ 次に骨盤の右側を下げます。右足は左足の先に出るように伸ばします。
 
  ※腰が反らないようにし、軽い力で行ってください。骨盤を上下に動かす筋肉を強化することで腰痛を予防します。
 

くれぐれも痛みのない範囲で無理なく行ってください。
すでに腰痛がある場合、体調に不安がある場合は、医師に相談しましょう。
デイケアセンターきざき/理学療法士:宮尾綾香
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